LED関西2025ファイナリスト・結城 晋江さん、日本工芸のAIスコアリングシステム開発で米国企業と業務提携
ELUNA掲載者で、株式会社BIJOUXPASS代表取締役の結城晋江さんが、日本工芸に特化したAIスコアリングシステムの開発に向け、米国のSustainaVerse, Inc.と業務提携契約を締結しました。
2026年7月16日に発表された今回の提携は、工芸特化型グローバルオークションサイト「SILWa(シルワ)」へのシステム搭載を目指すものです。株式会社BIJOUXPASSの発表によると、日本工芸に特化したAIスコアリングシステムは世界初の取り組みとなります。
職人の技術と文化的価値を「伝わる情報」へ
開発するシステムでは、工芸品の素材や技法、制作工程だけでなく、作家・職人の背景、地域性、希少性、文化的な文脈などをもとに、作品が持つ価値を分かりやすく可視化することを目指します。
スコアは作品に優劣をつけるためのものではありません。専門知識がない人にも、職人の技術や作品の背景を伝え、納得して工芸品を選び、購入できるようにするための情報基盤として構想されています。

LED関西での選出が、米国企業との出会いに
株式会社BIJOUXPASSは、「テクノロジーで職人の技術を未来へ繋ぐ」を理念に掲げ、2026年4月に宝飾職人の工賃向上を目指すジュエリーリフォームサイト「ビジュパス」を公開しました。
結城さんは、宝飾にとどまらず、幅広い手仕事の職人を支えることを目標に起業。ジュエリーと工芸の二本柱で事業を展開する構想を持っていました。宝飾分野のビジネスプランが「LED関西2025」のファイナリストに選ばれたことをきっかけに参加したテックイベントで、SustainaVerse社と出会い、今回のプロジェクトが動き始めました。
「SILWa」は2026年11月に開始予定
「SILWa」は2026年11月のサービス開始を予定しています。システムはサイト公開後もデータを蓄積し、将来的には日本の工芸文化を次世代へ継承するための情報として保存・活用していく計画です。
職人の技術や作品の背景を可視化し、つくり手の適正な収益と、買い手の納得感ある選択につなげる今回の取り組み。テクノロジーと工芸を結び、日本の手仕事を世界へ届ける新たな挑戦が始まります。