Profile
漫画だからこそ
届く本音がある

川口 真目

kawaguchi masami

漫画家

大阪府

ACTIVITIES 活動内容について
Service

エッセイ漫画・書籍出版

子育て・働き方・教育・家族の日常をテーマに、エッセイ漫画を制作。自身の経験をもとに、共感性の高い作品をSNS・Webメディア・書籍を通じて発信しています。暮らしやお金、フリーランスの働き方など、日常に寄り添うテーマをリアルな視点で描き、多くの読者に向けて情報を届けています。KADOKAWAや幻冬舎などの出版社から書籍を出版。

Service

不登校・働き方に関する発信・講演活動

自身の経験をもとに、不登校や子育て、フリーランスの生き方について発信しています。講演やイベントなどを通じて、多様な生き方・選択肢を伝える活動も行っています。

Message 私の想い
私は、“正しさ”よりも、“その人らしさ”を大切にしたいと思っています。 社会には、「こうあるべき」という価値観がたくさんあります。 学校、仕事、子育て、生き方――。 けれど、その枠に当てはまらない人がいることも、私は自身の経験を通して知りました。 だからこそ、漫画という表現を通じて、「違っていてもいい」「苦しくてもいい」「ちゃんと悩んでいい」ということを伝えたいと思っています。 特に、不登校や子育て、働き方など、“正解が一つではないテーマ”に向き合う中で感じてきたのは、人は「理解されること」で少し救われるということでした。 私自身、漫画を描くことは、自分の感情を整理するための“カウンセリング”のような感覚です。 だから、誰かを導きたいというより、「私はこう感じた」というリアルを、そのまま描き続けたい。 重たいテーマでも、少し笑える。 深刻なことでも、ユーモアがあるから届く。 これからも、“人間の面白さ”や“不完全さ”を肯定できる表現を通して、誰かが少しだけ肩の力を抜けるきっかけを届けていきたいと思っています。
my story 私の物語
PHASE 01 幼少期 ― “描くこと”が心の逃げ場だった少女時代

幼い頃、家庭環境は決して穏やかなものではなかった。
両親の仲は悪く、家の中が騒がしくなることも多かった。
そんな日々の中で、安心できる場所になっていたのが、おばあちゃんとの時間だった。
おばあちゃんは絵が上手く、料理や旅行、神社仏閣など、さまざまな世界を見せてくれた。
真っ白な紙に絵を描いていく姿を見ながら、「世界を作るって面白い」と感じるようになる。
また、「女の人でも好きな仕事をしていい」「大人の言うことばかり聞かなくていい」と、いつも自由な価値観を伝えてくれる存在でもあった。
絵を描くことは、ただの遊びではなく、自分自身を守るための時間だった。
今振り返ると、この頃からすでに“表現で生きていきたい”という感覚が芽生えていた。

PHASE 02 中学時代 ― “ユーモア”で感情を整理していた日々

中学生になると、学校への違和感が強くなっていく。
理不尽だと感じる先生や、周囲に合わせなければいけない空気に、息苦しさを感じていた。
そんな感情をぶつけるように描いていたのが、“先生の似顔絵”だった。
ただ上手く描くのではなく、特徴を誇張してコミカルに描く。
友達は笑ってくれたが、先生には怒られることもあった。
けれど、その頃からすでに「重たいものをユーモアに変える」という、今の表現スタイルの原型ができていた。
嫌なことも、絵にすると少し笑える。
描くことで、自分の感情を整理していた。
今のエッセイ漫画にも通じる、“笑いの中に本音を入れる感覚”は、この頃から自然と身についていた。

PHASE 03 高校時代 ― “面白い人がいる場所”を選んだ

高校進学では、偏差値や世間体よりも、「面白い人が集まる場所かどうか」を大切にしていた。
文化祭や体育祭に本気で取り組む自由な校風に惹かれ、「ここなら自分らしくいられるかもしれない」と感じる。
実際に、高校では“好きなことに本気な人たち”にたくさん出会うことになる。
また、高校時代のアルバイト先で出会った店長の言葉も、大きな転機になった。
「人生の6〜8割は仕事。だから好きな仕事を選んだ方がいい」
その言葉を聞き、「やっぱり自分は絵を描きたい」と改めて思うようになる。
“好きなことを仕事にしたい”という想いが、現実的な目標として動き始めた時期だった。

PHASE 04 大学時代 ― 美大を諦めても、“描く”は諦めなかった

本当は美術大学へ進学したかった。
けれど、「普通の大学へ行きなさい」と反対され、美大進学は叶わなかった。
そこで、“夢を諦める”のではなく、“夢へ近づく別ルート”を探し始める。
イラストや表現の仕事につながる可能性を考え、マスコミや社会学を学べる大学へ進学した。
さらに、「この先生に学びたい」と感じた教授を追いかけ、進学先まで変更。
自分の直感を信じて行動していた。
遠回りしても、自分の好きなことを手放さない。
その姿勢が、後のフリーランス人生へつながっていく。

PHASE 05 フリーランス時代 ― “共感される表現”を模索した日々

社会に出た後は、イラストレーターとして活動をスタート。
しかし、「絵が上手い人」は世の中にたくさんいた。
そんな中で辿り着いたのが、“上手さ”ではなく、“共感”で伝える表現だった。
もともと憧れていたのは、イラストレーターではなく漫画家。
特に『銀魂』の空知英秋に強く影響を受け、「重たいテーマもユーモアで伝える表現」に惹かれていく。
そして、“エッセイ漫画”というスタイルへ辿り着いた。
自分自身の感情や違和感を、そのまま漫画にしていく。
SNSやWebで作品を発信するようになると、少しずつ共感の声が広がっていく。
やがて書籍化の話も生まれ、『名もなき家事妖怪』『子育てしながらフリーランス』などの出版へつながっていった。
「漫画は、自分にとってカウンセリングみたいなもの」
そう感じながら、自分自身を整理するように作品を描き続けていた。

PHASE 06 転機 ― 子どもの不登校が価値観を変えた

大きな転機となったのは、子どもの不登校だった。
最初は戸惑い、受け入れるまでに時間もかかった。
けれど、不登校をきっかけに、これまでとは違う教育や価値観に触れるようになる。
そこには、起業家を学校へ呼ぶ教育者や、“学校に合わない子”ではなく、“新しい才能を持つ子”として向き合う人たちがいた。
「不登校=悪いこと」ではない。
そう思えるようになった時、自分自身の価値観も大きく変わっていく。
そして、その経験を漫画として発信すると、多くの親たちから共感の声が届くようになる。
自分のために描いていた漫画が、いつしか誰かの救いにもなっていた。

PHASE 07 現在 ― “人間の面白さ”を描き続ける表現者へ

現在は、漫画家・イラストレーターとして、子育て・不登校・働き方・教育などをテーマに発信を続けている。
ただ、「誰かを救いたい」と思って描いているわけではない。
「なんでだろう」「おかしいな」と感じたことを、自分なりに整理するために描いている。
人が好きで、人間そのものに興味がある。
だからこそ、人の感情や矛盾を観察し、それをユーモアへ変えていく。
重たいテーマでも、少し笑える。
だからこそ、人の心に届く。
現在は書籍出版だけでなく、SNS・Webメディア・講演など活動の幅も広がり、“共感される表現者”として多くの支持を集めている。
今も、“漫画を描いている”というより、“人間を描き続けている”感覚に近いのかもしれない。

WORKS これまでの実績

書籍『子育てしながらフリーランス』出版

書籍『名もなき家事妖怪』出版

書籍『ゼロからわかる お金のきほん』出版

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