仕組みでなくす
脇 葵依
waki aoi長崎県
長崎県
一人ひとりの個性や強みに目を向け、将来の選択肢を広げるキャリア教育プログラムを提供しています。自分の「好き」や「得意」を言語化し、未来に希望を持てるような学びの機会をつくっています。
働くことに不安を抱える方に対して、自己理解のサポートやスキル形成を行い、それぞれに合った働き方を見つける支援を行っています。継続して働ける環境づくりも重視しています。
企業と障がいのある方をつなぎ、双方にとって最適なマッチングをサポートしています。特性ではなく強みに着目したマッチングを行うことで、活躍できる環境づくりを支援しています。
障がいのある方の「できること」や「強み」を見える化する診断ツールや仕組みの開発に取り組んでいます。個々の可能性を正しく評価し、社会全体で活かしていくための基盤づくりを進めています。
生まれたときから病気を抱え、幼い頃は病院で過ごす時間が多かった。月に何度も救急搬送される生活の中で、同じ病室には自分よりも厳しい状況の子どもたちがいた。「病気があるだけで、人生はこんなにも理不尽なのか」。その疑問が、いつか誰かを助ける仕事に就きたいという想いの原点になった。
病院で出会った子どもたちの姿を見て、小学5年生の頃にはすでに医療の仕事を志すようになっていた。自分と同じように病気や障がいと向き合う子どもたちを支えたい。その想いから、子どもの分野に関わる作業療法士を目指し、医療の道へ進んだ。
総合病院の小児科で作業療法士として働き始める。多くの子どもたちと向き合う中で、ある違和感を抱くようになった。医療の現場では、子どもたちは「ADHD」や「発達障害」といった診断名で分類される。しかし、その子の個性や可能性はカルテには書かれていない。「医療だけでは、この子たちの未来を広げることはできないのではないか」。その気づきが、新しい学びへの扉を開く。
医療の枠を超えて学ぶため、24歳で仕事を辞めオーストラリアへ渡航。現地ではモンテッソーリ教育を学び、保育士資格も取得した。海外の教育現場では、障がいを「弱さ」ではなく**個性や才能(ギフト)**として捉える文化があった。その価値観に触れたことが、人生の大きな転機となる。
日本に帰国後、作業療法士として働きながら、個人事業として障害者向けキャリア教育の活動をスタート。当時は副業が一般的ではなく、周囲の理解を得ることも簡単ではなかった。それでも、障がいのある子どもたちの未来の選択肢を広げたいという想いから活動を続け、オンラインで世界の講師とつながる教育プログラムを少しずつ広げていった。
転機となったのは、脳性麻痺の少年との出会いだった。6年間リハビリを続けてきたある日、少年はこう言った。
「僕は病気があるから、仕事も結婚もできない。だから大人になりたくない。」
その言葉が胸に深く突き刺さる。子どもたちが未来を諦めてしまう社会を変えたい。その想いが、起業という決断へとつながった。
約6年間の活動を経て、2023年に会社を設立。現在は、障がいのある子どもたちへのキャリア教育、障がい者の就労支援、企業との雇用マッチングなどの事業を展開している。目指しているのは、障がいのある人が「できないこと」ではなく「強み」で評価される社会。可能性を基準に人が活躍できる未来づくりに挑戦している。
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